「今日も全然ついていけなかった…」と、レッスンの帰り道に落ち込んでいませんか?周りの人はスイスイ動いているのに、自分だけ足がもつれて、手の動きまでバラバラ。そんな経験、大人からバレエを始めた人なら誰しもが通る道なんです。
でも、せっかく勇気を出して始めたバレエを「向いていない」と諦めてしまうのは、あまりにももったいないと感じます。この記事では、現役の受講生たちの悩みや、私自身が多くの情報に触れる中で見えてきた「ついていけない」を打破する方法をまとめました。
万人に効く魔法ではありませんが、明日からのレッスンが少しだけ楽しみになるヒントが見つかるはずです。私は”挫折せずにバレエを一生の趣味にする”視点でまとめます。
なぜ大人バレエ初心者は「ついていけない」と感じるのか?主な原因

バレエのレッスンが終わった後、更衣室でそっとため息をついてしまう。
そんな瞬間、ありませんか?実は、大人の初心者が「ついていけない」と感じるのには、明確な理由があるんです。それはあなたの才能がないからではなく、バレエという芸術特有のハードルの高さが原因。まずは、何が自分の足を止めているのかを整理するのがおすすめです。
原因がわかるだけでも、心はスッと軽くなりますよ。
バレエ用語やパ(動き)の順番が覚えられない
レッスン中、先生が「次はクロワゼでデガジェ、そのままパドブレして…」と呪文のような言葉を連呼する。頭の中が「?」でいっぱいになっている間に、音楽が始まって周りが動き出す。
これ、初心者あるあるなんです。バレエ用語はすべてフランス語なので、聞き慣れないのは当たり前。
さらに、動きの順番(アンシェヌマン)を瞬時に記憶する能力は、慣れが必要なスキルなんです。
焦らなくて大丈夫ですよ。
筋力や柔軟性が不足していて体が思うように動かない
頭では「足を高く上げたい」「膝を伸ばしたい」と思っていても、体が言うことを聞いてくれない。そんなもどかしさを感じていませんか?大人になってからバレエを始めると、日常生活では使わない筋肉を酷使することになります。
特に体幹の強さや、股関節の可動域は一朝一夕には身につきません。自分のイメージと現実の動きにギャップがあるのは、体がまだ「バレエ仕様」にアップデートされている途中だからなんです。
周りの経験者と比較してしまい、自信をなくしている
鏡を見ると、隣で踊っている人は指先まで美しく、流れるように動いている。それに比べて自分は…と、つい比較して落ち込んでしまう。
これも「ついていけない」と感じる大きな要因です。
バレエ教室には、子供の頃に習っていた「ブランクあり」の人や、何年も通い続けているベテランさんが混ざっていることも珍しくありません。
キャリアが違う人と自分を比べて、勝手に「私はダメだ」と決めつけてしまうのは、すごくもったいないことなんです。
現在のクラスが自分のレベルと合っていない
もしかしたら、今受けているクラスの難易度が、今のあなたには高すぎるのかもしれません。バレエスタジオによって「初心者向け」の定義はバラバラです。あるスタジオでは「バーレッスンができる人」が初心者ですし、別の場所では「バレエシューズを履くのが初めての人」が入門です。
自分のレベルを低く見積もるのは勇気がいりますが、背伸びをしすぎると、基礎が身につかないまま時間だけが過ぎてしまいます。今の環境が本当に自分に合っているか、一度立ち止まって考えてみる時期かもしれません。
「ついていけない」を解消して楽しく上達する5つの解決策

「ついていけない」という悩みは、行動を少し変えるだけで劇的に改善します。
私はこの読者には、まず「今のクラス環境を一度見直すこと」を強くおすすめします。
理由は、自分に合わない難易度で無理を続けても、怪我のリスクが高まるだけで上達が遠のくからです。結論から言うと、プライドを捨てて一歩下がる勇気が、結果的に一番の近道になります。ここからは、具体的にどう動けばいいのか、5つの解決策を見ていきましょう。
1. 自分のレベルに合った「入門・基礎クラス」を再選択する
まずは、今のクラスが本当に「今の自分」に合っているかを確認しておくといいです。少しでも「難しい」「何を言っているかわからない」と感じるなら、一つ下のレベルのクラスを体験してみてください。
基礎をじっくり教えてくれるクラスに戻ることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、基礎がしっかり固まることで、その後の上達スピードは一気に加速します。急がば回れ、なんです。
- 入門クラスの再体験
- 基礎徹底クラスへの参加
- 先生へのレベル相談
- 他のスタジオの見学
迷ったら、一番簡単なクラスからやり直すのが正解です。基礎がわかると、レッスンの楽しさが倍増しますよ。
基礎クラスに戻ることで得られる心の余裕
一つ下のクラスに行くと、動きに余裕が生まれます。
すると、今まで聞き逃していた先生の細かいアドバイスが耳に入ってくるようになるんです。この「心の余裕」こそが、上達には欠かせません。必死についていくだけの時間は卒業して、自分の体と対話する時間を増やしましょう。
スタジオによって異なる「初心者」の定義を知る
「初心者歓迎」という言葉を鵜呑みにせず、実際のレッスンの様子を観察してみてください。バーレッスンの時間が長いクラスや、用語の解説を丁寧にしてくれるクラスが、今のあなたには最適です。
自分のレベルを客観的に見てくれる先生を見つけることが、長く続ける秘訣になります。
2. バレエ用語を覚えてレッスンの「理解度」を上げる
レッスンの理解度を上げるには、用語の暗記が欠かせません。耳から入る情報と、体が起こすアクションをリンクさせる作業です。「プリエ(曲げる)」「タンジュ(伸ばす)」といった基本用語を、意味と一緒に覚えてしまいましょう。
言葉がわかれば、先生の指示を頭で翻訳する時間が短縮され、音楽に合わせて動けるようになります。
これは、筋トレよりも先にやるべき「脳のトレーニング」です。
- 用語集をスマホで見る
- 動きと名前をセットにする
- フランス語の意味を調べる
- レッスン後にメモを取る
- YouTubeの解説動画を見る
言葉の壁をなくすだけで、レッスンの「迷子」状態はかなり解消されます。まずは主要な5つの用語からでOKです。
捨てた選択肢:マンツーマンの個人レッスン
用語を完璧に叩き込むために「個人レッスン」を考える方もいるかもしれません。確かに効果は高いですが、費用がかなり高額なことと、一人で黙々とやるのはモチベーション維持が難しいという理由で、今回はおすすめから外しました。
まずはグループレッスンの中で、用語の理解を深める工夫をする方が、大人バレエを長く楽しむには現実的です。
用語がわかると「音」が聞こえるようになる
不思議なことに、用語を覚えると音楽のリズムも掴みやすくなります。先生のカウントが、ただの数字ではなく「動きの合図」として聞こえてくるからです。
この感覚を掴めると、バレエが踊りとして成立し始めます。
頭の中の霧が晴れていくような快感を、ぜひ味わってほしいです。
3. 自宅でできる簡単な体幹トレーニングとストレッチを習慣にする
レッスン中についていけない原因が「体力不足」なら、週1回のレッスン以外でのアプローチが必要です。
といっても、毎日1時間のハードなトレーニングをする必要はありません。
お風呂上がりの5分のストレッチや、歯磨き中のつま先立ち、テレビを見ながらのドローイン(お腹を凹ませる)だけで十分です。
少しずつ「バレエを踊れる体」の土台を作っていきましょう。
- 毎日5分のストレッチ
- 歯磨き中のルルベ(背伸び)
- 寝る前の体幹トレ
- 股関節周りのほぐし
- 足裏の筋肉を鍛える
「塵も積もれば山となる」は、バレエのためにある言葉です。
小さな習慣が、1ヶ月後のあなたの動きを変えます。
お風呂上がりのストレッチがもたらす変化
体が温まっている時のストレッチは、筋肉の柔軟性を高めるのに最適です。
特に、バレエで重要なアン・ドゥ・オール(外旋)を意識した股関節のストレッチを続けてみてください。
レッスンの翌日に感じていた「体が重い」という感覚が、少しずつ軽減されていくはずです。
姿勢を変えるだけでバレエは上達する
実は、日常生活の姿勢を正すことが一番のトレーニングになります。電車で立っている時、デスクワークをしている時、常に「頭のてっぺんから吊るされている」感覚を持ってみてください。
それだけで体幹が鍛えられ、次回のレッスンのバーで軸がブレにくくなるのを実感できるでしょう。
4. 「できなくて当たり前」と割り切り、マインドセットを変える
大人の初心者が一番陥りやすい罠は「完璧主義」です。
仕事や家事で有能な人ほど、バレエができない自分を許せなくなります。でも、バレエは数百年かけて磨き上げられた究極の身体技法です。
数ヶ月や1年で完璧にできるわけがありません。「今日は一つだけ新しい動きを覚えたから合格!」と、自分を褒めてあげてください。メンタルが安定すれば、体も柔らかくなります。
- 経験者と自分を比べない
- 100点を目指さない
- 先生の注意を「怒り」と取らない
- できない自分を笑い飛ばす
- 小さな成功を記録する
心に余裕がないと、体はどんどん硬直してしまいます。まずは「楽しむこと」を最優先に考えてみてくださいね。
先生の注意は「期待の証」だと受け止める
先生に何度も同じことを注意されると、凹んでしまいますよね。
でも、それは先生があなたの伸び代を信じているからです。無視されるよりも、注意される方がずっと幸せなこと。
注意されたら「ありがとうございます!」と心の中で唱えて、ポジティブに変換してしまいましょう。
「自分は自分」という境界線を引く
鏡に映る上手な人は、あくまで「お手本」であって「比較対象」ではありません。
昨日の自分より、ほんの少しだけ膝が伸びた。
先週より、順番を覚えるのが早くなった。
そんな風に、過去の自分とだけ競争するようにしましょう。
他人との比較をやめた瞬間、バレエはもっと自由で楽しいものになります。
5. 動画や本を使いこなしてレッスンの予習・復習を行う
レッスンの時間だけで上達しようとするのは、週に一度だけ英会話教室に行って英語をマスターしようとするようなものです。
今の時代、YouTubeには素晴らしい解説動画が溢れています。レッスンの前に次のパを予習したり、終わった後に「あれは何だったんだろう」と復習したりするだけで、理解の深まり方が全く違います。
知識を補うことで、レッスンの密度を上げましょう。
- YouTubeでパの解説を見る
- バレエの入門書を読む
- 自分の踊りを動画で撮る
- プロの舞台映像を観る
- 憧れのダンサーを見つける
視覚情報は、脳に強い刺激を与えます。上手な人の動きを何度も見ることで、理想のイメージが脳に焼き付きます。
復習ノートをつけて記憶を定着させる
レッスンが終わった直後、忘れないうちに「今日注意されたこと」や「新しく習った動き」をメモしてみてください。文字にすることで、曖昧だった感覚が明確な知識に変わります。
このノートが溜まっていく頃には、あなたはもう「ついていけない」初心者ではなくなっているはずです。
正しいイメージを持つことの重要性
プロのダンサーの動画を見る時は、ただ「すごい」と思うだけでなく、足の運びや手の軌道をじっくり観察してみてください。
脳は見たものを再現しようとする性質があります。美しいものを見続けることで、あなたの体も自然と美しい動きを模倣し始めます。これも立派な練習の一つです。
以前は「基礎がすべて」だと思っていました

ここで少し、私の考えが変わった経緯をお話しします。以前は、初心者はとにかく基礎クラスにこもって、完璧にできるようになるまで上のクラスを見てはいけないと思っていました。
でも、あるデータや経験者の話に触れてから、その考えが少し変わったんです。
きっかけは、上達の早い人ほど「あえて少し難しいクラスを覗き見している」という事実を知ったことでした。
あえて背伸びしたクラスに留まるメリット
もちろん、怪我をするような無理は禁物です。ただ、ずっと簡単なクラスだけにいると、脳が刺激に慣れてしまい、成長が停滞することもあるんです。
上のクラスの動きを「見る」だけでも、将来的に自分ができるようになる動きの予習になります。条件次第では、あえて「ついていけない」環境に身を置くことで、視座が高まり、上達が早まるケースもあるのだと気づきました。
視覚的な刺激が脳を活性化させる
自分より上手な人たちに囲まれていると、無意識にそのリズムや空気感を吸収しようとします。これは「ミラーニューロン」と呼ばれる脳の働きによるものです。
ついていけなくて落ち込むのではなく、「未来の自分の姿」を間近で見ていると捉えれば、難しいクラスも最高の教材になります。
できないからこそ「見る力」が養われる
自分が動けない時、人は必死に観察しようとします。この「観察眼」こそが、バレエの上達には不可欠です。
先生のデモンストレーションを食い入るように見つめ、重心の移動や指先の使い方を盗もうとする姿勢。これは、余裕のあるクラスではなかなか身につきにくい、ハングリーな能力と言えるかもしれません。
レッスン中に迷子にならないための具体的な実践テクニック
レッスンの時間を最大限に活かすためには、いくつかのコツがあります。ただ漫然と立っているだけでは、時間はあっという間に過ぎてしまいます。ここでは、現場ですぐに使える「迷子防止策」をお伝えします。
これを知っているだけで、先生の指示がスッと入ってくるようになり、動作の遅れを最小限に抑えるできますよ。どれも簡単なことですが、効果は抜群です。
先生の動きがよく見える「場所取り」を意識する
初心者のうちは、つい後ろの隅っこに隠れたくなりますよね。
でも、実はそれが一番の「ついていけなくなる原因」なんです。先生の動きが直接見えない場所だと、前の人の背中を追うことになり、情報の伝達がワンテンポ遅れます。
勇気を出して、先生がよく見える中央付近や、鏡越しに全体が見渡せる場所を確保しましょう。
視界が開けると、脳に入る情報量が格段に増えます。
- 先生の斜め後ろを狙う
- 鏡に自分が映る位置
- 前の人の隙間から見る
- 隅っこに逃げない
場所取りはレッスンの質を左右します。視界を確保することは、自分への投資だと思ってくださいね。
先生の「足元」と「目線」を盗む
場所を確保したら、特に先生の足元を注視してください。
体重がどちらの足に乗っているのか、つま先はどの方向を向いているのか。そして、先生がどこを見ているのかも重要です。
動きの起点を観察することで、アンシェヌマンの理解が驚くほど早まります。
鏡を味方につけるテクニック
鏡は自分のダメなところを探すための道具ではありません。お手本と自分のズレを確認するための「羅針盤」です。
先生の動きと自分の動きを鏡の中で重ね合わせるように意識してみてください。視覚的なフィードバックを即座に行うことで、脳の回路が修正されやすくなります。
完璧を目指さず、まずは「足だけ」「手だけ」に集中する
足のステップ、手の通り道、顔の向き。
これらを一度に全部やろうとすると、脳がパンクしてフリーズしてしまいます。
そんな時は、思い切って「今日は足だけ完璧にやる」と決めてしまいましょう。
手は腰に置いたままでもいいんです。足の動きが自動的にできるようになれば、次に手を付ける余裕が生まれます。
分割して攻略するのが、大人の賢い学習法です。
- まずは足の順番を覚える
- 手はアン・バで固定
- 慣れたら手を付ける
- 最後に顔の向きを意識
- 優先順位を自分で決める
全部やろうとして全部中途半端になるのが一番もったいないです。
一つずつ確実にクリアするのがいいです。
ステップを覚えるための「脳内リハーサル」
先生が説明している間、小刻みに足を動かしてシミュレーションしてみてください。実際に大きく動かさなくても、筋肉に微弱な信号を送るだけで、本番の動き出しがスムーズになります。この「小さな予習」が、音楽に遅れないための秘訣です。
手の動きをシンプルにする勇気
複雑なポート・ブラ(腕の動き)がついた時、パニックになったら基本の形に戻りましょう。優雅に動かそうとして足が止まるくらいなら、手は動かさない方がマシです。
足がしっかり音楽を捉えていれば、バレエとしての形は崩れません。引き算の美学をレッスンに取り入れてみてください。
分からないことはレッスン後に質問する習慣をつける
レッスン中、どうしても理解できなかった動きは、そのまま放置しないでください。
レッスンの後、先生が片付けをしている隙に「さっきのパの足順をもう一度教えていただけますか?」と聞いてみましょう。ほとんどの先生は、熱心な質問を喜んで受けてくれます。
その場で解決することで、モヤモヤを次のレッスンに持ち越さずに済みます。この積み重ねが、大きな差になります。
- 質問は短く簡潔に
- 先生の忙しさを配慮
- 他の生徒の邪魔をしない
- 教わったら必ずメモ
- 感謝を忘れずに伝える
質問することは、先生とのコミュニケーションにもなります。
あなたのやる気が伝われば、アドバイスも増えるはずです。
質問するポイントを絞っておく
「全部わかりません」ではなく、「3番目のステップからが曖昧です」という風に、具体的に聞くのがコツです。
自分のどこが分かっていないかを言語化する作業自体が、頭の整理になります。
先生の回答をノートに書き留めれば、あなただけの最強の教科書が出来上がります。
先生の言葉のニュアンスを掴む
直接話を聞くことで、レッスン中の指示だけでは分からなかった「コツ」を教えてもらえることがあります。「ここはもっと遠くへ足を出すイメージで」といった感覚的なアドバイスは、上達のブレイクスルーになることが多いです。勇気を出して一歩踏み出してみてください。
大人の初心者がバレエを長く楽しむための心得
バレエは、一生かけて探求できる深い趣味です。
だからこそ、短距離走ではなくマラソンのような気持ちで向き合うことが大切。ついていけないと悩む時期も、後から振り返れば「あんな時もあったな」と笑える思い出になります。
ここでは、挫折せずにバレエを愛し続けるための心の持ちようについてお話しします。
技術よりも、この「心得」こそが、あなたを美しいダンサーへと導いてくれるはずです。
他人と比べず、過去の自分との変化を喜ぶ
バレエスタジオの大きな鏡は、他人と比較するためにあるのではありません。昨日の自分と、今日の自分を対比させるためのものです。
ほんの少し指先が伸びた、先週より長く片足で立てた。
そんな些細な成長を、誰よりも自分が一番に喜んであげてください。自分を肯定する力が、次のレッスンに向かうエネルギーになります。あなたは、あなた自身のペースで輝けばいいんです。
週に何回通えばいい?上達と無理のないペース配分
上達したい一心で、無理に週4回も5回も詰め込むのは、大人の体にはリスクが高いです。
仕事や家庭とのバランスを考え、まずは週1〜2回を確実に、長く続けることを目標にしましょう。疲れている時は休む勇気も必要です。
バレエを「義務」にするのではなく、自分への「ご褒美」にすること。
このマインドが、結果的にブランクを作らず、着実な上達へと繋がります。
理想の姿をイメージしてモチベーションを維持する
「なぜ自分はバレエを始めたのか?」その原点を時々思い出してみてください。素敵な衣装を着てみたい、姿勢を美しくしたい、あの曲で踊ってみたい。
どんな理由でも構いません。レッスンの前に、自分が優雅に踊っている姿を想像するだけで、体の使い方が変わります。
イメージの力は絶大です。現実がどうあれ、心の中ではいつでもあなたはプリマバレリーナでいてください。
よくある質問
- 全くの未経験ですが、何歳から始めてもついていけますか?
-
はい、何歳からでも大丈夫です。大人バレエは自分の体の可能性を広げるためのものです。無理な動きを強いるのではなく、段階を追って進めば、必ず体は応えてくれます。
- 体がすごく硬いのですが、バレエを続けてもいいのでしょうか?
-
もちろんです。硬い人ほど、バレエによる柔軟性の向上の恩恵を大きく受けられます。無理に引き伸ばすのではなく、正しい体の使い方を学ぶことで、少しずつ可動域は広がっていきます。
- レッスン中に順番を間違えて周りに迷惑をかけていないか不安です。
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初心者が間違えるのは当たり前ですし、周りの人は案外自分のことで精一杯です。間違えても止まらずに、笑顔で次の動きに合流すれば全く問題ありません。誰もが通ってきた道なので、温かく見守ってくれますよ。
- ウェアやシューズは何を揃えればいいですか?
-
最初は動きやすい服装とバレエシューズがあれば十分です。お気に入りのレオタードやスカートを見つけると、それだけでレッスンのモチベーションが上がるので、少しずつ揃えていくのも楽しみの一つですね。
- 上達を感じられず、やめたくなった時はどうすればいいですか?
-
一度レッスンをお休みして、プロの舞台を観に行ったり、美しいバレエ映画を観たりしてみてください。技術的な練習から離れて「バレエの美しさ」を再確認することで、また踊りたくなる気持ちが湧いてくるはずです。
まとめ:大人バレエは自分のペースで楽しむことが上達への近道
バレエのレッスンについていけないと悩むのは、あなたがそれだけ真剣にバレエに向き合っている証拠です。でも、どうか自分を追い詰めすぎないでください。
大人になってから新しいことに挑戦し、鏡の前で汗を流していること自体が、最高に格好良くて素晴らしいことなんです。正解は一つではありませんし、上達の形も人それぞれ。
この記事で紹介した解決策を一つでも試してみて、あなたなりの「バレエとの付き合い方」を見つけてもらえたら嬉しいです。
正直なところ、私も「これが絶対の正解だ」とは言い切れません。
バレエの世界は奥が深く、人によって合う方法は違います。ただ、この記事があなたの不安を少しでも和らげ、次のレッスンの扉を叩く勇気になったなら、これ以上の喜びはありません。
完璧を目指すのではなく、今の自分が奏でる動きを愛すること。それが、長く、楽しくバレエを続けるための一番の魔法です。
以上です。
何か一つでも参考になっていれば幸いです。


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