子供のバレエ月謝相場はいくら?月々の費用から発表会まで詳しく解説!

子供のバレエ月謝相場はいくら?月々の費用から発表会まで詳しく解説!

「子供にバレエを習わせたいけれど、月謝が高そうで怖い……」そう感じている親御さんは、実はとても多いんです。多くの人が、バレエは「選ばれた家庭の習い事」というイメージを持っていますよね。でも、最近では地域密着型のスタジオも増えていて、意外と身近な存在になりつつあります。

この記事では、実際にいくら準備しておけば安心なのか、月謝から発表会までのリアルな相場をまとめました。人によって「高い」と感じる基準は違いますが、一つの目安として参考にしてください。私は”家計への負担と子供の意欲のバランス”を重視する視点でまとめます。

目次

子供のバレエ月謝相場はいくら?週1回・週2回など回数別の目安

子供のバレエ月謝相場はいくら?週1回・週2回など回数別の目安

バレエを始めるにあたって、まず気になるのが月々の支払いですよね。家計を預かる身としては、固定費がいくら増えるのかは死活問題です。

結論から言うと、一般的な個人スタジオであれば、週1回なら月7,000円から10,000円が中央値です。もし迷っているなら、まずは週1回から始めてみることをおすすめします。

理由は、子供の体力や飽き具合を見極める必要があるからです。

最初から週2〜3回と欲張ると、送迎の負担も重なり、親子で疲弊してしまうケースをよく見かけます。

一般的な個人スタジオの月謝相場(週1回〜週3回)

個人経営のスタジオは、地域によって価格差がありますが、おおよその相場は決まっています。週の回数が増えるごとに、1回あたりの単価が安くなる設定になっていることが多いですね。

  • 週1回:7千〜1万円
  • 週2回:1万〜1.5万円
  • 週3回:1.5万〜2万円
  • 兄弟割引:5百〜1千円引
  • チケット制:1回3千円前後

基本的には月謝制が主流ですが、回数が増えるほどお得感が出る仕組みになっています。週2回通わせる家庭が最も多く、上達のスピードと費用のバランスが取りやすいのが特徴です。

まずは週1回から様子を見ましょう。

幼児クラスと小学生クラスでの価格差

多くのスタジオでは、未就学児の「プレバレエ」や「幼児クラス」の月謝を少し低めに設定しています。

これは、レッスンの時間が45分から60分と短く、本格的な技よりもリズム遊びや柔軟が中心だからです。

小学生に上がると、レッスン時間が90分程度に延び、それに伴って月謝が1,000円から2,000円ほどアップするのが一般的ですね。夕飯の支度をしながら、子供の成長とともに月謝袋に入れる金額が増えていくのを実感する……。

そんな場面は、バレエママにとってのあるあると言えます。

振替レッスンの有無が実質的なコストに響く

月謝の金額そのものも大事ですが、実は「振替ができるか」が家計に大きく影響します。子供は急に熱を出したり、学校の行事が入ったりするものです。

振替ができない教室だと、1回休むごとに約2,000円から2,500円をドブに捨てることになってしまいます。

逆に、柔軟に振替を受け入れてくれるスタジオなら、月謝の元をしっかり取れるので実質的なコスパは良くなります。

入会前に、振替の期限や回数制限については必ず確認しておきたいポイントですね。

大手バレエ学校・専門スタジオとカルチャーセンターの料金比較

どこで習うかによって、月謝の体系はガラリと変わります。

ここでは、あえて「オンラインレッスン」という選択肢は外しました。

子供の骨格形成や正しい姿勢を学ぶには、先生の直接の手助けが不可欠だからです。

  • 大手:1.2万〜1.8万円
  • 専門:1.5万〜2.5万円
  • カルチャー:5千〜8千円
  • 入会金:1万〜3万円
  • 設備費:月5百〜2千円

大手や専門スタジオは設備や講師陣が豪華な分、月謝も高めです。一方でカルチャーセンターは、入会金が安く月謝も抑えめ。趣味として気軽に始めたいなら、カルチャーセンターが最もハードルが低い選択肢になります。

有名バレエ団附属校のブランド料と安心感

「どうせ習うなら本物を」と考える親御さんに人気なのが、有名なバレエ団が運営するスクールです。

ここは月謝が1.5万円を超えることも珍しくありませんが、ピアニストの生演奏でレッスンを受けられるなど、環境が抜群に良いんです。

ただ、月謝以外に「後援会費」などの名目で別途徴収があるケースも見られます。ブランド力がある分、周辺費用も高くなりがちなのは覚悟が必要ですね。

送迎バスがあるなど、共働き家庭に嬉しいサービスが充実していることも多いです。

カルチャーセンターのメリットと意外な盲点

ショッピングモールの中などにあるカルチャーセンターは、月謝が5,000円台からととてもリーズナブル。

ただ、注意したいのは「発表会」の形です。

カルチャーセンター主催の合同発表会になることが多く、衣装代などは抑えられますが、本格的な舞台経験を積ませたい場合には物足りなさを感じるかもしれません。また、講師が派遣されているため、先生が頻繁に変わるリスクもあります。

安さだけで選ぶと、後々「もっと本格的にやりたい」となった時に転校の手間がかかるのは悩みどころです。

年齢やレベルが上がると月謝も高くなる?進級による費用の変化

バレエを長く続けると、月謝は右肩上がりになるのが通例です。

これは、単に時間が長くなるだけでなく、レッスンの内容が専門的になるからなんです。

特にトウシューズを履き始める時期は、大きな節目になります。

  • ポワント代:月2千円加算
  • 特別講師代:1回5千円〜
  • コンクール:別途指導料
  • 強化クラス:月5千円増
  • ワークショップ:数万円

レベルが上がると、週の回数を増やすことが推奨されます。週3回以上になると、月謝だけで2万円を超えることも。子供が「もっと上手くなりたい!」と言い出した時、家計とどう折り合いをつけるかが最大の課題ですね。

トウシューズ(ポワント)クラスの追加料金

小学校高学年くらいから始まるトウシューズのレッスン。通常のレッスン後に30分ほど追加で行われることが多く、その分「ポワント代」として月謝が加算されます。

金額としては2,000円から3,000円程度ですが、トウシューズ本体が1足6,000円から8,000円し、しかも消耗が激しいんです。月謝のアップ以上に、用品代の負担がじわじわと家計を圧迫し始める時期ですね。子供のやる気は最高潮になる時期なので、親としては応援したい気持ちと財布の紐の間で揺れることになります。

コンクールを目指す場合の指導料と遠征費

もしお子さんに才能があり、先生からコンクールを勧められたら……。そこからは、通常の月謝とは別次元の話になります。

コンクール用の特別プライベートレッスンは、1回30分で5,000円から1万円が相場。さらに参加費、衣装代、先生の引率費や交通費など、1回のコンクールで10万円単位のお金が飛んでいきます。これはもはや「習い事」の域を超えた投資と言えるかもしれません。

将来的にプロを目指すなら避けて通れませんが、趣味の範囲なら線引きをしっかりしておくことが大事です。

月謝の相場が見えてきたところで、次は「入る時にかかるお金」と「毎月かかる地味な出費」を見ていきましょう。

実はここが、バレエが「金食い虫」と言われる所以だったりします。

月謝以外にかかる初期費用と毎月の維持費

月謝以外にかかる初期費用と毎月の維持費

バレエを始める際、月謝だけを見て予算を組むと、最初の1ヶ月で「え、こんなにかかるの?」と驚くことになります。

入会金や指定の用品代など、まとまった金額が最初に必要だからです。結論から言うと、初期費用として3万円から5万円は見ておくのが無難です。

また、毎月の月謝に加えて「設備維持費」という名目のお金がかかる教室も少なくありません。これらは「バレエを続けるための場所代」と割り切る必要がありますが、事前に把握しておかないとストレスになりますよね。

入会金・設備維持費(冷暖房費)の相場

入会金は、教室の運営費や事務手数料として徴収されます。キャンペーンで無料になることもありますが、基本的には「1ヶ月分の月謝と同額」が相場だと思って間違いありません。

  • 入会金:1万〜2万円
  • 設備費:月1〜2千円
  • 冷暖房費:年3〜6千円
  • 母の会会費:月5百円
  • スポーツ保険:年1千円

特に見落としがちなのが「冷暖房費」や「光熱費」です。夏や冬にまとめて数千円徴収されるパターンや、毎月の月謝に含まれているパターンがあります。チリも積もれば山となるので、年間のトータルで考えるのが大事です。

キャンペーン期間を狙うメリット

多くのバレエスタジオでは、春(4月)や秋(9月)の入会シーズンに入会金無料キャンペーンを実施します。これで1万円以上浮くのは大きいですよね。

ただ、キャンペーンで入ると「最低半年は継続」などの縛りがあることも。子供がすぐに「辞めたい」と言い出した時に困るので、条件はしっかり読みましょう。とはいえ、最初のハードルを下げるにはすごく有効な手段です。

ママ友の紹介だと、紹介者にもメリットがある場合が多いので、周囲にバレエを習っている人がいないか探してみるのも手ですね。

設備維持費という名の「床」への投資

「月謝を払っているのに、なぜ設備費まで?」と思うかもしれません。でも、バレエスタジオの床は特殊なんです。

足腰を痛めないようにクッション性の高い素材を使い、滑り止めのリノリウムを敷いています。この維持管理にはかなりのコストがかかるんですね。

冷暖房も、レオタード姿の子供たちが風邪を引かないよう、また筋肉を冷やさないよう、かなり贅沢に使います。そう考えると、月1,000円程度の維持費は「子供の安全と健康を守るための必要経費」だと思えるのですよね?。

指定用品(レオタード・シューズ・タイツ)の揃え方と費用

バレエ用品は、教室によって「指定」がある場合と「自由」な場合があります。指定がある場合は、あらかじめ決められたメーカーのものを購入するため、選ぶ手間は省けますが価格は高めになりがちです。

  • レオタード:5千〜1万円
  • シューズ:2千〜4千円
  • タイツ:1.5千〜2.5千円
  • シニヨン用品:1千円前後
  • バッグ:3千〜5千円

最初は安く済ませたいところですが、タイツとシューズだけはバレエ専用品を買ってください。100円ショップのタイツなどは伸縮性が足りず、レッスンの妨げになります。

用品選びは、先生の指示に従うのが一番の近道です。

自由な教室でも「最初はシンプル」が鉄則

レオタードが自由な教室だと、ついついフリフリの可愛らしいものを選びたくなりますよね。でも、あまりに装飾が多いと体のラインが見えにくく、先生が指導しづらいというデメリットがあります。

最初は、ピンクや水色のシンプルなキャミソール型のレオタードをおすすめします。上達してくると、子供自身に「これが着たい」というこだわりが出てくるので、その時まで楽しみを取っておくのもいいですね。まずは「動きやすさ」と「先生からの見えやすさ」を優先しましょう。

メルカリや中古品を使う際の注意点

初期費用を抑えるために、中古品を考える人も多いはず。レオタードは中古でも問題ないことが多いですが、シューズだけは新品を買ってあげてください。

バレエシューズは履いているうちにその子の足の形に馴染んでいくものなので、他人の癖がついたシューズは足のトラブルの原因になります。また、タイツも消耗品なので新品がベストです。レオタードをメルカリで安く手に入れ、その分、質の良いシューズを新品で購入する。

このメリハリが、賢いバレエママのやり方ですね。

買い替え頻度はどれくらい?成長に合わせてかかる消耗品代

子供の成長は早く、バレエ用品は「壊れて買い替える」よりも「小さくなって買い替える」ことの方が圧倒的に多いです。特にタイツは、消耗品の中でも最も頻繁に買い替えが必要なアイテムですね。

  • タイツ:3ヶ月に1回
  • シューズ:半年に1回
  • レオタード:1年に1回
  • アンダーウェア:1年に1回
  • ケア用品:随時

タイツは転んだり爪を引っ掛けたりして、すぐに伝線します。常に予備を1足持っておくのが安心です。

シューズも、指先が丸まってくると痛みの原因になるので、サイズチェックはこまめに行う必要があります。

シューズのサイズアウトを見逃さないコツ

「まだ履けるかな」と思っているうちに、子供の足はどんどん大きくなります。レッスンの後に「足の指が痛い」と言い出したら、もう限界です。

目安としては、シューズの先を触ってみて、指が曲がっているようなら即買い替え。

バレエシューズは普段の靴より0.5cmから1.0cm大きめを選ぶのが基本ですが、メーカーによってサイズ感が全く違います。面倒でも、買い替えのたびにフィッティングをすることをおすすめします。足の健康を守ることが、上達への一番の近道ですからね。

タイツの「電線」を防ぐ地味な工夫

1足2,000円近くするタイツが、たった1回のレッスンで伝線するとショックですよね。これを防ぐには、まず「爪を短く切ること」が基本中の基本。

そして、洗濯の際は必ずネットに入れ、おしゃれ着洗剤で洗うようにしましょう。また、更衣室の床のささくれなどで引っ掛けることもあるので、着替える時は座って丁寧に履くよう子供に教えるのも大事です。こうした小さな習慣の積み重ねが、年間の消耗品代を数千円単位で節約することに繋がります。

共働きで忙しくても、爪切りだけは金曜の夜のルーティンにしたいところです。

ここまでは、目に見える「毎月の出費」のお話でした。

しかし、バレエ界には最大の難所が控えています。それが「発表会」です。これを抜きにしてバレエの費用は語れません。

意外と見落としがちな「発表会」にかかる費用の内訳

意外と見落としがちな「発表会」にかかる費用の内訳

バレエを習う上で、最もお金がかかり、かつ最も感動するのが発表会です。正直に言います。

発表会は「高い」です。でも、それだけの価値があるのも事実なんですね。

結論から言うと、1回の発表会でかかる総額は、地方の個人スタジオでも5万円から10万円、都心の有名スタジオなら15万円から20万円を超えることも珍しくありません。

私は以前、「発表会なんて豪華な方がいい」と思っていました。でも、最近の物価高騰や共働き家庭の状況を考えると、あえて小規模で低コストな発表会を好む親御さんが増えているのも納得できます。

ここは、家計の優先順位が最も問われる部分です。

参加費・衣装代・振付料などの総額相場

発表会の費用は、いくつかの項目に分かれています。これらが合算されて請求が来るのですが、初めて明細を見た時は「……桁、間違ってない?」と二度見してしまうかもしれません。

  • 参加費:3万〜6万円
  • 衣装レンタル:1万〜2万円
  • 振付・指導料:1万〜2万円
  • 舞台メイク代:3千〜5千円
  • ゲスト出演料:数千円〜

参加費には、会場のレンタル料や照明・音響などのスタッフ人件費が含まれています。衣装は、1曲につき1着。

2曲踊るなら衣装代も2倍になります。

これに加えて、当日のタイツやボディファンデーション(下着)も新調する必要があるんです。

舞台を支えるプロへの謝礼という側面

バレエの発表会は、先生一人ではできません。舞台監督、照明さん、音響さん、そして一緒に踊ってくれるプロの男性ダンサー(ゲスト)など、多くのプロが関わっています。特に男性ダンサーを呼ぶ場合、その謝礼や交通費、宿泊費などは参加者全員で分担することになります。

子供がプロの手を取って踊る姿は、親にとっては何物にも代えがたい光景ですが、その裏にはしっかりとしたコストがかかっているわけです。

これを「プロの仕事を間近で見るための教育費」と捉えられるかどうかが、納得感の分かれ目ですね。

衣装の「レンタル」と「買取」の違い

最近の発表会では、衣装はレンタルが主流です。1着1万円から2万円程度で、豪華なチュチュを借りることも可能です。

ただ、レンタルと言っても、子供の体型に合わせて「ムシ(ホックをかける糸の輪)」を作ったり、サイズ調整をしたりするのは親の仕事になることが多いです。中には、衣装をオーダーメイドで作って買い取る教室もあり、その場合は1着5万円以上することも。

買取の場合は手元に残りますが、使い道に困るのが現実です。

衣装の扱いについては、教室の伝統が強く反映される部分ですね。

発表会当日の写真・DVD代や先生へのお礼(お花代)

発表会の費用は、教室に支払う「公式な費用」だけでは終わりません。

当日の記録を残すための費用や、お世話になった先生への感謝の気持ちなど、周辺費用がじわじわと積み重なります。

  • 写真代:5千〜1万円
  • DVD/BD代:1万円前後
  • 先生へのお礼:3千〜5千円
  • 楽屋見舞い:2千〜3千円
  • 打ち上げ代:3千円前後

写真は1枚単位で購入するパターンと、データ一括購入のパターンがあります。せっかくの晴れ舞台、全部欲しくなってしまうのが親心ですよね。でも、ここを無計画に買うと、さらに数万円が上乗せされることになります。

「お礼」の慣習は教室によって千差万別

バレエ界には、発表会の後に先生へ「お礼(御礼)」を包む慣習が残っている教室があります。最近は「お礼・差し入れ禁止」を明言するクリーンな教室も増えていますが、古い体質のスタジオでは、保護者会(母の会)が取りまとめて一括で渡すことも。

一人あたり数千円の徴収ですが、これも立派な出費です。また、当日お手伝いをしてくれたお姉さんたちへのちょっとしたお菓子代なども必要になるかもしれません。

こうした「見えないお金」の流れは、先輩ママにこっそり聞いておくのが一番確実です。

記録映像を残すかどうかのジレンマ

最近はスマホで簡単に動画が撮れますが、発表会当日は「客席からの撮影禁止」が一般的です。

プロの業者が入っているため、記録を残したければDVDやブルーレイを買うしかありません。これがまた高いんです。

1枚1万円近くすることもあり、「去年も買ったし、今年はいいかな……」と一瞬迷いますが、子供の成長は今しか見られません。結局、ほとんどの親御さんが購入することになります。

後で見返す時間は意外と少ないかもしれませんが、おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントとしてはとても喜ばれますね。

発表会の頻度や「強制参加」かどうかを確認すべき理由

発表会の費用で失敗しないために最も重要なのが、その「頻度」です。毎年あるのか、2年に1回なのか。

これによって、年間の平均コストが倍近く変わってくるからです。正直、毎年10万円はきついですよね。

  • 開催頻度:1年〜2年
  • 全員参加の有無:強制/任意
  • 予備費の有無:追加徴収
  • 練習時間の確保:土日返上
  • 親の手伝い:衣装・楽屋

「うちは趣味だから発表会は出なくていいわ」と思っていても、教室によっては「全員参加が原則」というところもあります。その場合、不参加でも参加費の一部を負担しなければならないケースもあるので要注意です。

2年に1回の発表会が家計には優しい

多くの個人スタジオでは、1.5年から2年に1回のペースで大きな発表会を開催します。

その間の年は、スタジオ内での「おさらい会」や、市民文化祭への出演などで費用を抑える工夫をしているところが多いですね。

2年に1回であれば、月々5,000円ずつ「発表会貯金」をしておけば、本番の支払いに慌てることはありません。

逆に、毎年豪華な発表会がある教室は、それだけ親の金銭的・時間的負担も大きくなります。入会前に、過去の発表会のパンフレットなどを見せてもらうと、規模感が掴みやすいですよ。

「不参加」を選んだ時の教室での居心地

もし発表会が任意参加だったとしても、クラスのほとんどの子が出る中で一人だけ出ない、という選択は子供にとって勇気がいります。

発表会前の2〜3ヶ月は、レッスンの内容がすべて「振付」になるため、出ない子は端っこで見学するか、同じ動きを繰り返すだけになってしまうことも。

こうした状況を避けるために、結局は「出ざるを得ない」という空気感になるのがバレエの世界です。

費用がどうしてもネックになるなら、最初から「発表会がない」または「低コストなおさらい会のみ」の教室を選ぶのが賢明です。

発表会の現実を知ると少し尻込みしてしまうかもしれませんが、大丈夫です。世の中には、予算に合わせて楽しめるバレエの形がちゃんとあります。

次は、後悔しない教室選びのポイントを見ていきましょう。

予算に合わせて無理なく続けるための教室選びのポイント

バレエを習わせる目的は、人それぞれですよね。「姿勢を良くしたい」「楽しく踊ってほしい」という人もいれば、「将来はプロを目指させたい」という人もいます。

目的が違えば、選ぶべき教室も、かけるべき費用も全く変わってきます。

結論から言うと、まずは「何のために習わせるのか」を明確にしてください。上位サイトではよく「月謝の安さ」が強調されますが、私はあえて逆の視点を提案します。

月謝が安くても、発表会費用が不透明な教室は、結果的に高くつく「安物買いの銭失い」になりかねないからです。

趣味として楽しく通いたい場合の低コストな選択肢

「バレエの基礎は学びたいけれど、そこまでお金はかけられない」という家庭には、公共の施設を利用した教室や、スポーツクラブ内のバレエクラスが最適です。これらは運営母体がしっかりしているため、費用が明朗会計なのが最大のメリットです。

  • 市町村のバレエ教室
  • スポーツクラブ
  • カルチャーセンター
  • 地域のサークル
  • 発表会なしのスタジオ

こうした場所では、発表会も小規模なホールやスタジオ内で行われることが多く、費用も1〜3万円程度に収まることが一般的です。衣装も手作りや低価格な既製品を使うなど、親の負担を減らす工夫がされています。

地域の体育館や公民館でのバレエサークル

意外と穴場なのが、地域のママたちが運営しているバレエサークルです。先生を外部から招いている形なので、月謝は5,000円以下ということも珍しくありません。

会場費が安いため、維持費もほとんどかからないのが魅力ですね。

ただ、運営を親が交代で行う必要があるため、当番制などの手間は発生します。「お金は出せないけれど時間は出せる」という方には、とてもコスパの良い選択肢になります。

アットホームな雰囲気で、子供も緊張せずに通えることが多いですよ。

スポーツクラブのバレエクラスの潔さ

大手スポーツクラブが子供向けに開催しているバレエクラスは、とてもドライで付き合いが楽です。

月謝は8,000円前後で、発表会も希望者のみ、または数千円の参加費で済むイベント形式が多いですね。衣装も指定のものを1着買えばずっと使えるなど、とにかく「追加費用」が発生しにくい仕組みになっています。

先生へのお礼やママ友同士の付き合いもほとんどないため、忙しい共働き家庭にはこれ以上ないほど使い勝手の良い環境だと思います。

将来的にプロやコンクールを目指す場合の費用覚悟

もしお子さんに本格的な才能を感じたり、本人が「プロになりたい」と強く希望したりする場合は、費用の上限はなくなります。これは「習い事」ではなく「英才教育」の領域だからです。覚悟すべきは、月々の月謝よりも「特別費」の多さですね。

  • 週4〜6回のレッスン
  • コンクール遠征費
  • 海外留学の準備金
  • 整体・ケアの費用
  • 予備のポワント代

コンクールで入賞を目指すなら、年間で50万円から100万円単位の予算が必要になることもあります。これは決して大げさな数字ではなく、バレエ界では「普通」のこと。この道を選ぶなら、家計のポートフォリオをバレエ中心に組み直す必要があります。

才能を見極めるための「3年」という期間

最初からプロを目指す必要はありません。まずは3年ほど、週1〜2回で楽しく通わせてみてください。その中で、先生から「上のクラスに来ませんか」と誘われたり、本人が自発的に家でも練習するようになったりしたら、そこが投資を増やすかどうかの判断基準になります。

バレエは骨格や柔軟性といった「持って生まれたもの」も大きく関係する世界です。

3年経って、それでも情熱が衰えないなら、その時は腹を括って応援してあげる。

そんな段階的なアプローチが、家計を守る上でも賢明です。

留学を見据えた長期的な資金計画

日本のバレエ環境では、高校生くらいで海外のバレエ学校へ留学するのがプロへの王道ルートです。

留学となれば、年間300万円以上の費用がかかることもあります。

もちろんスカラシップ(奨学金)を勝ち取る道もありますが、それはほんの一握り。

もし本気でプロを目指すなら、子供が小学生のうちから「留学資金」を積み立てておく必要があります。教育資金(大学費用)をバレエに回すのか、それとも別途準備するのか。

夫婦での話し合いは避けて通れない、重いテーマになりますね。

姉妹割引やキャンペーンを使いこなして初期費用を抑えるコツ

少しでも安く済ませたいのは、どの家庭も同じです。特に姉妹で習わせる場合は、月謝の総額が2倍になるため、割引制度の有無がかなり重要になってきます。賢く立ち回って、浮いたお金をシューズ代に回しましょう。

  • 兄弟・姉妹割引
  • 友人紹介特典
  • 体験当日入会特典
  • 複数クラス受講割引
  • 年払い割引

「姉妹で通うと入会金が一人分無料」「二人目の月謝が20%OFF」といった制度を設けている教室は多いです。

また、体験レッスンを受けたその日に入会を決めると、入会金が半額や無料になる特典も定番ですね。

「お下がり」が可能な範囲を知っておく

姉妹で習う最大のメリットは、レオタードやバレエ用品をお下がりにできることです。レオタードは丈夫なので、お姉ちゃんが1年着たものでも十分下の子が着られます。

ただし、先ほども触れた通り「シューズ」だけはお下がりにしないでください。

足の形は姉妹でも違いますし、シューズのヘタリは上達を妨げます。レオタード、タイツ(伝線していなければ)、バッグ、ヘア小物はお下がり。

シューズだけはそれぞれの新品。

このルールを守るだけで、二人目の初期費用は1万円以上抑えられます。

年払いや一括払いのリスクとリターン

一部の教室では、月謝を半年分や1年分まとめて払うと、5%から10%程度割引してくれることがあります。10万円の支払いで1万円浮くなら、銀行に預けておくよりずっとお得ですよね。

ただ、これには「返金不可」というリスクが伴います。

子供が急に「行きたくない」と言い出した時、残りの数ヶ月分が無駄になる可能性があるわけです。年払いを選ぶのは、少なくとも1年は楽しく通えるという確信が持ててからにしましょう。最初の1年は月払いで様子を見るのが、安全な選択です。

さて、ここまでバレエの費用について詳しく見てきました。

最後に、これまでの内容を整理して、あなたが納得して一歩を踏み出せるようなチェックリストをお伝えします。

よくある質問

月謝以外に年間でどれくらいのお金を用意しておけばいいですか?

発表会がある年なら、月謝とは別に10万円〜15万円程度は見ておくのが安心です。内訳は、発表会費用(5〜10万)、用品の買い替え(1〜2万)、冷暖房費や維持費(1万前後)です。発表会がない年なら、2〜3万円程度で収まります。

バレエ用品はどこで買うのが一番安いですか?

ネット通販(楽天やAmazon)のバレエ専門店が、実店舗よりも3割ほど安く買えることが多いです。ただし、サイズ選びが難しいため、最初は実店舗(チャコットやシルビアなど)でフィッティングをして、自分の子のサイズ感を把握してからネットに移行するのが失敗しないコツです。

発表会に「出ない」という選択は本当に可能ですか?

制度上は可能としている教室も多いですが、現実的には難しい場合が多いです。発表会前は通常レッスンが振付練習に変わるため、参加しない子は手持ち無沙汰になります。どうしても費用を抑えたい場合は、最初から発表会の頻度が低い教室や、自由参加が徹底されているスポーツクラブ等のクラスを選ぶべきです。

先生へのお中元やお歳暮は必要ですか?

最近は「一切不要」とする教室が主流です。特に大手のスクールやスポーツクラブでは完全に禁止されています。個人スタジオの場合は、保護者会で一括して贈るケースもあるため、入会後に周りのママに確認するのが一番です。個人的に贈る必要はまずありません。

まとめ:子供のバレエ費用は月謝だけでなく年間トータルで考えよう

バレエの費用は、月謝という「点」ではなく、年間、あるいは数年単位という「線」で捉える必要があります。月々1万円以下の月謝でも、発表会や用品代を含めると、年間で20万円近い出費になることもあるからです。これを「高い」と切り捨ててしまうのは簡単ですが、バレエで得られる姿勢、忍耐力、そして舞台に立った時の達成感は、子供の人生にとってかけがえのない財産になります。

正解は人それぞれだと思います。ただ、この記事があなたの判断材料の1つになれば、それで十分です。

入会前に必ず確認したい「年間かかる費用」のチェックリスト

入会してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、体験レッスンの際に先生や受付の方にこれだけは聞いておきましょう。メモを持っていくのが一番確実です。

  • 発表会の総額(前回実績)
  • 発表会の開催頻度
  • 発表会への参加は必須か
  • 設備維持費や冷暖房費の有無
  • 指定用品の有無と価格
  • 振替レッスンのルール

特に発表会の費用は、聞きにくいかもしれませんが「皆さん、総額でだいたいおいくらくらい準備されていますか?」と具体的に聞いても大丈夫です。誠実な教室なら、正直に概算を教えてくれるはずですよ。

バレエで得られる経験と費用のバランスをどう考えるか

最後に、費用対効果についてお話しします。バレエはお金がかかる習い事の筆頭ですが、その分、得られるものも大きいです。

鏡の前で自分の体と向き合い、指先一本まで意識を集中させる。そんな経験は、他の習い事ではなかなか得られません。

私自身の考えとしては、無理をしてまで高級なスタジオに通わせる必要はないと思っています。身の丈に合った教室を選び、親子で笑顔で通えること。

それが、一番の「コスパの良い習い事」の形じゃないですか?。

最終的にはあなたの判断です。

この記事がその材料になれたなら嬉しいです。

以上です。

何か1つでも、お子さんのバレエライフを始める参考になっていれば幸いです。

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